
さて、同じ保険業界でも、生命保険業界と損害保険業界では微妙に適性が違ってくる。営業における難易度は間違いなく生命保険だろう。その理由は、商品の顕在性だ。生命保険の場合には、死亡、重病が起こった後の保障の提供が商品となっているがこれらを、元気な人たちに販売することとなる。
一方、損害保険の場合は、車に乗っている人に対して、車で誰かを事故に遭わせてしまったときの補償だったり、例えば、建設業界で、工事中の事故で誰かがケガをしてしまった、死亡してしまった際の補償となるのでわかりやすいのだ。
どちらが儲かるのかと言えば、短期的には生命保険と言われている。これは、手数料のもらい方が、1年目に大半を受け取る形となっているからだ。なので裏を返せば、損害保険は、毎年毎年決められた料率の手数料を受け取る形なので生命保険業界に比べ、安定していると言える。
現実問題、生命保険代理店で2代目、3代目になっている店舗の存在はあまり耳にしないが損害保険代理店では、たくさん耳にする。
さて、ここでは「損害保険業界に向く人、向かない人」について考えてみようと思うがおそらく、前述した「生命保険業界に向く人、向かない人」とほぼ一致する。
敢えて「生命保険業界に向く人、向かない人」との違いを一点あげるとすると
- 事故対応を丁寧さ
をしっかりとできる人は向いているし、成功している。
生命保険営業と違って、損害保険営業はお客さまからたくさんの事故連絡を受ける。もちろんこの事故の時に、お客さまと「言った、言わない」のトラブルになる事があったりするがお客さまは、今まさに事故に遭遇しているケースがほとんどだ。
生命保険と違って、丁寧で適格かつ迅速な対応をいかにできるかがお客様の満足を高め、「あなたにお願いしてよかった」と思ってもらえるかどうかの肝になってくるだろう。
逆に、
- 「契約さえもらえばそれでいい」と思っている輩は向いていない
絶対うまくいかないだろう。まさに人間性がより問われると言っていいだろう。ただし、生命保険よりも商品的な難易度が高くない事を考えると、この業界でもっともっと成功者が生まれてもよいような気はしている。
当社では、一人一人に寄り添ったサポートであなたの成功をコミットします!
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